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July 30, 2008

SHINKANSEN☆RX「五右衛門ロック」

6,26日ソワレ SHINKANSEN☆RX「五右衛門ロック」新宿コマ劇場
プレビューと二回の観劇。当たり前のように熟成が進んだ今日の方が楽しめました。
オケボックスの司さん達も演奏以外のパフォーマンスに力入ってたし(笑)

歌舞伎の上を行く超ご都合主義で物語性より勢いで押し進んでいく痛快時代劇ってやつですかね。青年マンガのような蘊蓄や緻密な考証など一切関係なく、突き抜けた少年マンガを舞台化したような作品。天下の大ドロボウ石川五右衛門が秀吉の寝所に侵入するところから始まりいつの間にかルパン三世の五右衛門(の役処というか人間関係がね)になっちゃう訳で。ここまで大人気ないとむしろ清々しい。理屈抜きで楽しんだ者勝ち。新感線らしさ満喫(笑)

お目当てはアカドクロぶりに主役の新太さんと未来クン(断言)。
26日は座席が上手通路に近くて王子様の横顔ゆっくり拝ませて頂きました。やっぱりキレイ。メタル・マクベスの時と比べ芝居も歌もパワーアップしていたし、殺陣も手数が増えて。ダンスシーンなんて芝居してるというより身体が勝手に動いてます状態の自然さ。
敵討ちに立ち上がる設定はメタル・マクベスまんま。展開のそこココに劇団公演を思い出させる隠れ設定があるとこなんざRPGみたいですわ。

松雪さんは一癖も二癖もある役を楽しそうに。お色気部分も惜しみなく(笑)思い切り良さが素敵。プレビューはやっぱり緊張してたんでしょうか?M1の五右衛門ロックのノリもぐっと良くなり、聖子さんとの歌合戦は心から楽しそう。フライング姿も綺麗でした。
江口さん、一途に五右衛門を追いかけるゼニガタいぇ岩倉様役に馴染んでました。プレビューでは客席が乗って良いのか戸惑い気味でいまひとつだったギター侍の歌、今日はミニコンサートかって位にノリがよく、嬉しそうな顔が見れて良かった。
今回のゲストは歌える方達ばかりなので安心して観ていられます。
クガイさまややはお疲れ気味か?それでも存在感の大きさだけで充分な上、歌声も良くって。ラストシーンでコマの大セリで上る姿はギリシャ神のようでもあり。
慈英さんと未来クンのおおっぴらな対抗意識的タップはそれだけずっと観てていいかな、と思う楽しさ。マリさんとじゅんさんの小悪党夫婦は案の定敗れて逃げ出す姿がほのぼのしてて可愛いかった。

新太さんは...座長公演じゃなくてオペラのタイトルロールにありがちな実はあんまり活躍しない主役でした(^^;
どてらや巨大かつらが邪魔して殺陣もさほどハードじゃないし。自分が脇に回ったときの細かなちゃちゃ入れ的な動きの方に重点置いてませんか?と聞きなくなるよなシーンが多かった。さらっとコアリズムやってる姿は、それはそれでツボなんですけど、でももっと活躍して欲しかったな。
しかしコマは舞台が広いですわ。左右オケボックスのパフォーマンスやら未来クン歌中のじゅんさんやら、ひとつの視界に納まりきれないのが悔しくって勿体無くて(笑)DVDは是非ともマルチアングルでお願いしたいものです。

物語の展開は突っ込みどころ満載なので置いとくとし(^^; 場面場面の台詞や歌詞(森雪之丞さん)の1フレーズに心揺さぶられるものが。
お竜がインガにいう『惚れた男と一緒に死のうなんて格好悪いことしないでよ。』にもほぅと思ったり。「ホッタル族の歌」は原始的なドラムベースにも影響され『赤い血が枯れて白い骨になる』なんて歌詞(そういや歌詞カードなかったですね)には卑怯だと思いつつ、2回目は展開が判ってるだけに更にぐっと来ちゃいました。

帰宅後は明日の「フラガール」観劇にそなえ映画鑑賞。まどか先生のダンスの美しさ、優ちゃんの目力としなやかな動きに拍手。思いがけず松雪デー(笑)

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