ホリプロ/メジャーリーグ「身毒丸 復活」
9日ソワレ ホリプロ/メジャーリーグ「身毒丸 復活」彩の国さいたま芸術劇場・大ホール
2002年に”ファイナル”と宣言した『白石加代子&藤原竜也の身毒丸』を復活させたのはワシントンD.C.のジャパンフェスティバル招聘とのこと。蜷川さんへの要請でこの二人以外のキャストは想定できないが故の復活、ワシントンでやるなら日本でも、ということでの凱旋公演になったそうです。
思い入れがあるという程ではないけれど、98年の初演(ロンドンの初演は97年)ではまだまだ華奢な子役の風情でいて何とも激しい感情表現が実に印象深く忘れられません。02年の姿さえすくすく伸びた身長で身毒にはもう...と思ったのに...さらに6年。
欧米人に比べれば童顔だし子供に見えなくもないだろうからワシントンでは受け入れられるだろうけれど、さて日本でというより私自身がどう受け止めるのか?不安な思いでいましたが、すっかり杞憂でした。
雑踏を彷徨う登場で『あぁ身毒で大丈夫』と思える佇まい。フェイスラインを包み込むように内側に向けた髪型で随分とイメージが変わり、子供とは言えずとも充分に少年で、02年よりもあどけなく見えるようにさえ感じます。それでいて台詞がこなれて、すっと伝わってくるのが10年前と最も大きく違うところでしょうか。年齢より若々しく、でも芝居として深みを増してるのは同じ役を繰り返し演じる歌舞伎役者と通じるものがあるなぁと。
所謂大人の俳優が10年前と同じ役を演じるというのはそう少なくは無いことですが、日々変化するティーンエイジャーが10年後に同じ役を演じられる、演じさせてもらえるというのはそんなに多くないことではないでしょうか。とても恵まれているし、それだけじゃなくちゃんと期待に応えている故の成果だと思います。
演出に大きな違いは無いように思うのですが、過去バージョンと比べて随分スタイリッシュになったというか、この作品の様式が確立されたように感じます。そうじゃなきゃいけないツボにきちんと納まっている心地良さ。無事『復活』を遂げたってことは、まだ次回を期待していいのかな?
物販。このところホリプロ主催公演にありがちなパンフレット本体とエコ風トートバッグのセット販売のみ。しかも青表紙パンフ+赤バッグまたは赤表紙パンフ+青バッグ(赤とは柄違い)と、2種類とも売ろうという下心丸見えな戦略はそろそろ勘弁して頂けないかと。
« ネンザ | Main | アフタヌーンティ »


Comments
カーテンコールで、「お帰りなさい」コールの時の、嬉しそうな恥ずかしそうな笑顔が可愛らしかった~。
所要で、もう1回分のチケットを手放すことにしたのですが、惜しくなってしまいました。
Posted by: ヤカフー | March 12, 2008 at 08:50
ありがとうございます(ってワタシが言っても...ですが(^^;)
背伸びしなくてもいい年齢になったんだろうなぁなんて思ったりします。
もうほぼ遠縁の伯母さん感覚(爆)
Posted by: J | March 18, 2008 at 01:21