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September 17, 2007

ウォーキング・スタッフ プロデュース「STONES」

16日 ウォーキング・スタッフ プロデュース「STONES」 THEATER/TOPS
楽日。ストーリーが判っているのでちょっとした台詞でさえ意味を持って細やかに構築されているのに気付く余裕が。冒頭からこんなにちゃんと人間関係を説明してたのかぁ、と初見時にきちんと把握できてないジブンが情けないですわ。

言葉では説明するのが難しいちょっとしたニュアンスが変わっただけなのに芝居が更にタイトになっていました。八代を刺して裏社会でも表でもいよいよ行き場の無くなった村木が一人残った地下室でガス栓を開けたところにシェルターからひょっこりと出てきたカオリに向かって「一緒にいてくれ」って言う言い方が死出の道連へのプロポーズに聞こえて好きです。

父親の浮気で家庭が崩壊し、ヒッキー~自傷行為~薬物依存と転落し続けているナオ。全方向に「私を助けて!」のサインを出している姿がとても痛々しく、彼女を放っておけない神野は彼自身が日本人じゃないことで辛い思いをしたからナオの痛みに共感したのでしょうか。
濃密な空間で実際に息衝いている彼等の今後に思いを馳せると、全員がまず陽の当たる世界に出て行けなさそうで切ない。せめてナオと神野は逃げ出せればよいのだけれど。

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