劇団M.O.P.「エンジェル・アイズ」
5日 劇団M.O.P.「エンジェル・アイズ」紀伊国屋ホール
東京楽。タイトルからは連想できませんがバリバリの西部劇(タイトルロールが輝くのはほんの一瞬で「あれ?」って感じ)。
15年前の作品を再演だそうですがワタシは初見。
好きなことやります!創り手の意気込みが伺えるおバカな作品。お客も巻き込まれた者勝ちで冷静に観たら損しちゃいます。
でっち上げスクープを国中に配信やら、超が付くほど有名な西部のお尋ね者達が全員知り合いで馴れ合うなんて無茶だし。ご都合主義もだけれど、そもそもいい歳した大人達がお馬さんゴッコに決闘ゴッコですもんね。西部劇って設定そのものがはちゃめちゃOKって免罪符になってるから縦横無尽に何でもあり。
とはいえ突拍子も無い話しながら、マキノさんの設定は周到で、クライマックスではぐっと胸に迫るものがあります。ならず者達みんなをカッコ良く輝かせる術も冴えて。ヒーロー、ヒロインはあくまでカッコ良く目立ちまくり脇はがっちりとサポート。
客演の片岡さん以外いかにも持ち慣れない楽器がサマにならないたどたどしい演奏も、頑張ってる感目一杯なダンスも微笑ましい。
吊り二階のある可動式セットはレミゼのバリケードばりにしっかりした造り込み。劇場の尺を最大限に活用するため裏面も効率よく使えてすごいなぁ、とみれば美術は奥村さんでした。さすがですわ。
楽のご挨拶でマキノさんが「昔作った芝居で、登場人物がめちゃくちゃ多くて、劇団員だけじゃ足りませんでした」(^^;だから客演が多かったんですね。とはいえエリオットを劇団員で出来なかったのは残念な気がします。
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