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September 15, 2007

シアターナインス10周年記念「シェイクスピア・ソナタ」

13日 パルコ・松竹提携公演/シアターナインス10周年記念「シェイクスピア・ソナタ」PARCO劇場

旅回りのシェイクスピア劇団が訪れた造り酒屋は座長の亡くなったおくさんの実家。会長である(元)義父が劇団の有力スポンサーなのだけれど、妻の死後半年あまりで若い劇団員と再婚した座長との仲は本当のところどうなの?興行はやらせているものの本人は不在。会長のための座席がポツンと空いていることが座長の気掛かり。
酒屋は座長の義妹が婿取りをして経営しているが、妙に捨て鉢な態度の義妹は劇団の役者と浮気をしており、真面目な婿はいつまでも現役の義父の存在が煙たそう。
座長の息子は反抗期?役者を止めて酒屋の跡取りになろうかと言い始め...
きちんとしたあらすじはこちら

岩松作品はいつ観ても謎だらけ、というより分かろうとしても無駄だと諦めているせいか、いつもよりは判り易かった気がします。よく分かんないけど面白かった感があるんですももの。
説明台詞が少ないので誰と誰がどんな関係なのかを自分なりに把握するのに時間が掛かるし、唐突な台詞を繋ぎ合せて「たぶん、こんな状況」って推測で観続けるうちに訳がわからなくなってしまう時と、今回のように「そんなんだよね」って思える時の差はなんなのだろう?


舞台を終えて楽屋に戻ってくる(という設定)幸四郎さんのメイクがさすがというか、一目でオセローでありマクベスなの。しかも若々しくて本舞台で演じる気満々だな、と。
緒川たまきさんの声が凛と張って聞き易い。自分の言ったことの真逆をすぐに口走る情緒不安定な儚さもステキ。
伊藤蘭さんの台詞回しが役者達より誰よりもウソっぽくて~それが義妹が示す表現だとしたらこんなに切ないことはない~なのか蘭さんの地なのか分からないところが岩松マジックかしらん。
長谷川博己さんがこれまで観たことのないキャラで、しばらくは誰だか全く判りませんでした(^^;チラシで見返してもやっぱり別人にしか見えない。

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