こまつ座&シス・カンパニー「ロマンス」
25日マチネ こまつ座&シス・カンパニー「ロマンス」世田谷パブリックシアター
井上さんの書き下ろし。今年はじめ台本が間に合わずに初日を二度も延期され、ワタシも観劇日を振り替えられたことが記憶に新しく、本作も予定通り幕は上がるだろうか?上がっても仕上がり具合はどうだろうか?と懸念が強く手配したチケットが本日、公演3週目。
チラシ裏のあらすじからは大分ずれたみたいですが(^^;無事に予定した初日に間に合って。
チェーホフと彼の人生を守り続けた妹マリア(松たか子さん)を描いた3時間強。チェーホフは年代に応じて役者さんが4人(井上芳雄くん、生瀬さん、段田さん、木場さん)も変わるのに対しマリアは松さんがずっと演じるので、たぶんマリアが主の作品になるはずだったのでしょう。実際にはマリアだけじゃなくチェーホフも周囲の人々も代わる代わる語り部として物語を進めるので、そうなると結局はチェーホフの物語だったのか?という気もするけれどすっきりしない。軸がぶれてしまったための中途半端さが気になります。
作中でのチェーホフは、自作は全てボードヴィルであり涙を誘う演出を嫌ったとされており(詳しくないので事実かどうか存じませんが、きっとそうなんでしょうね)、その意味ではこまつ座の歌あり踊り(?)ありの舞台はチェーホフへのオマージュともとれるのだけど、それには笑いの部分がちょっと足りなかったかも。
「櫻の園」など作品をモチーフにした話題とかスタニスラフスキーの演出とか、戯曲を読んだ方が面白く感じるネタが多かった気がします。
とはいえ達者な役者さん達のパワーをたくさん受け止めてかなり楽しく拝見しました。公演数を重ねたせいか余裕があって楽しんでらっしゃるように見受けられました。レストランでのカツラの件はハプニング?
大竹さんのおばあさん最高!まとも(?)な生瀬さんカッコいいですよね。段田さんカツラや衣装で全く別人になっちゃう。井上君は身体硬そう(^^;
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