新国立劇場「夏の夜の夢」
新国立劇場「夏の夜の夢」@新国立劇場小劇場
病気降板した江守さんの代役で村井国夫さんがご出演。同じ役とはいえ松岡さん訳の台詞は昨年の加納さん演出の本より言葉数が多い気がします。似て非なる台本を短期間に覚えなきゃならなくてそれだけでも大変だったでしょう。ロン毛でサングラスに燕尾服、ちょっとマトリックス風(笑)広崎うらんさん振付のステージダンスはコミカルに、ワルツはたーこさんにリードされながら(^^;頑張ってらっしゃいます。
ケアード演出、細部に具体的な動きで行間を彼流に読み説いてます。台詞は丁寧にはっきりと新劇調。ゆえにちょっとタイクツ(^^;人間界と妖精の世界を色分けしつつもかなりシンクロ、ラストのメタシアターな味付けは人の内面の多様性を感じました。
恋人達の衣裳がパジャマなのは、一夜の夢だからかな?ヒポリタがはじめはシーシアスを嫌ってる様がくっきり。原作にないから仕方ないけど、その変貌の理由を妖精界とのシンクロだけで表現するのはキビシイかと。たーこさんに被りものさせるなんて日本人の演出家は考えないだろうなぁ(爆)
徹底的にコミカルに描かれたヘレナを小山萌子さんが好演。妖精に操られている表現として細見大輔さんがハードな腹筋しながらはっきり台詞を言う姿におぉと感心。
友人の日記で前夜の公演で右腕を怪我されたと聞いていたパック役のチョウソンハさん、何人か「片腕パック」なんて台詞を挟んで演出の一部っぽくみえるようにしていたし、知らなければ本当に怪我をしてるのか分からない位に素早い身ごなしでダンスまでこなしてましたが、カーテンコールで脱いだジャケットの下は上腕を幅広のサポーターで肘まで体側にがっちり固定してました。大丈夫なのか心配。


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