« きょうって | Main | TPT59「薔薇の花束の秘密」 »

February 17, 2007

北九州芸術劇場Produce「地獄八景・・浮世百景」

16日 北九州芸術劇場Produce「地獄八景・・浮世百景」世田谷パブリックシアター
演出のG2さんのユニットAGAPE storeが2002年に上演した「地獄八景・亡者戯」の改訂版と言っていいかな?な作品。もともとは落語の「地獄八景亡者戯」。
知らずに取ったら出演者全員参加ポスト・トークありの回最終日。それだから?なんと補助席も出る大入り。

チラシのを見たときからそんな予感はあったんですが、主役の顔ぶれといい音楽といいエセ新○線な雰囲気は否めない。それでいて展開が妙にゆる~いとこがアンバランス。旅ものにありがちだけど場面場面の流れがうまく続かないのも惜しい。とにかく一人ですっごく多くの役をやってるので早替りがさぞかし大変だっただろうとは思うけど、それやっちゃうから繋がんないんじゃ...?とも思う。
落語はお客さんのイメージの世界だからどこへでも瞬時に移動できちゃうけれど具象の場面では転換が間延びしてみえちゃうしね。簡単な書割みたいなセットとスライディングを駆使して時間短縮を試みてはいても、それがかえって散漫さの一因となってた気がします。しかもそんなセットが劇場サイズと合っておらず、サンモールくらいの劇場で観たらまた印象も違ってたことでしょう。

上方落語をベースにしたお芝居とあって全編関西(基本は大阪)弁。アツヒロ君と笑也さんはかなり苦労した、とポスト・トークで話してました。日常会話もなるべく関西弁で喋るようにしてたらしい。松尾さん達によると稽古初日には幕が上がるか不安になるほどダメダメだったイントネーションが日々目覚しく上達していったそうです。横から山内さんが『ほんとに大変なことしてるんよ。なのに(客席に)お前等簡単に「下手だった」とか言うしな。』とアッ君の努力に援護射撃。
高橋由美子さんだって関東人なのに、すっごくナチュラルな関西弁。トーク中も自然と関西弁になってました。サイトの鼎談を読むと「お酒がはいらないと語れない事情により」お上手らしい(笑)

アツヒロ君はかなり頑張って若旦那してました。由美子ちゃんは芸妓役なんだけど、太夫みたいな衣装が気になる。笑也さん、今回は男か婆さん役がほとんどで女形としての見せ場はほぼなし。おバカっぽい町人の拵えだと(失礼ながら)まるっきり華がなくアンサンブルに徹してる職人技。桂吉弥さんの宿屋の亭主はもしやマッキー真似ですか?(笑)

|

« きょうって | Main | TPT59「薔薇の花束の秘密」 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12629/13948614

Listed below are links to weblogs that reference 北九州芸術劇場Produce「地獄八景・・浮世百景」:

« きょうって | Main | TPT59「薔薇の花束の秘密」 »