サンシャイン劇場/メジャーリーグ「HAMLET」
3日マチネ サンシャイン劇場/メジャーリーグ「HAMLET」シアター1010
”Song & Dance”と銘打って元宝塚男役の安寿ミラさんをハムレットにキャスティング、舞台上がテント小屋という設定で我々観客を相手に(亡霊の)旅回り一座が歌や踊りも交え繰り広げるハムレット。毎回構成が変わっており今回が3演目。特に歌が主軸になっていて新作と言ってもいいかと。
シアター1010での2ステージの後、2/13~18日まで池袋のサンシャイン劇場にて。地方公演あり。
前作までホレイショーもヅカ男役OG、オフィーリアとガートルードを現代劇の女形(植本潤さん、天宮良さん)が演じていましたが、今回安寿さんとガートルードの舘形比呂一さん以外に男女入れ替えなし。
沢木順さん(クローディアス)、堀内敬子さん(オフィーリア)、石山毅さん(ホレイショー)などミュージカルの実力派キャストを揃えているため歌詞がぐっと胸に届く説得力があります。シェークスピアの冗長な長台詞のエッセンスを抽出した歌詞だから判り易くなっていることも確か。加えて枝葉的な場面(劇中劇やイギリスへ行く船のシーンなど)を歌うことで省略させる技も使い、15分休憩込み二幕で約2時間半とコンパクトサイズ。音楽も親しみやすく、観ていて飽きません。
とは言うものの、ストーリー全体を知ってるからこそ今何をやってるのか判るのであって、初見ではオフィーリアがいきなり墓掘りになって自分の墓を掘るなど、急すぎる場面転換には付いて行けないんじゃないかな。
男性としての喋り方を意識している安寿ハムレットは、長台詞になると言葉が流れていってしまい、頭の上を通過しちゃうのが惜しい。歌では安寿さんも女声パートになって低音域は男性陣がしっかりと歌ってくれるのでいいのだけれど。
堀内さんオフィーリア可愛らしく、澄んだソプラノも心地良くて。お目当ての舘形ガートルードはどことなく福助さんに似てる。やけにおバカっぽい性格設定で、きちんとした見せ場もあるんだけど主に三の線担当(^^;


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