TBS/シーエイティプロデュース「チック,チック...ブーン!(tick, tick… BOOM!)」
4日ソワレ TBS/シーエイティプロデュース「チック,チック...ブーン!(tick, tick… BOOM!)」世田谷パブリックシアター
『RENT』の作者、ジョナサン・ラーソンが30歳の時に自分の焦りと不安を描いた作品。
山本耕史さん以外は初演キャスト(大浦龍宇一さん、YU-KIさん)はおらず、ゲイリー・アドキンスさんというアメリカ人シンガー(らしい(^^;)と初舞台の愛内里菜さんというミュージカルにしては歌寄りのキャストになっての再演。
劇場に入ってまずセットが初演とかなり違うことにちょっと安心。
イントレを組んだきゃしゃなジャングルジムみたいなのが3台あり、ひとりずつ上に乗ったままだった初演。時に揺れながら移動するセット上での歌や芝居は、演じ手の精神的負担になってたように見受けられたんですもの。
とはいえいかにもRENTっぽいセットは当て込みすぎじゃないかと。
幕が開いてオープニングの曲こそ懐かしいと感じたものの、それから先は「ん?こんな曲だった?」「え?こんな歌詞(展開)あったっけ?」の連続。いくらなんでも記憶に無さ過ぎて不安になったけれど、幕間に初演もリピートしていた友人に尋ねたら『使ってる曲も歌詞もかなり変わってる』とのことだった。記憶に残ってなかったってことは、(ワタシにとっては)あまり印象深い作品ではなかったんだということだしな。
歌手を揃えただけあってミュージカル・ナンバーはどれも聴き応え充分。ゲイリーさんはまだまだ余裕ある歌唱だったので、本気出したらどんななのか聞いてみたくなった。日本語の台詞は意味じゃなく音で覚えてる風で、それだったら全部英語で喋ってもらっても良かったんじゃないかと思った。そしたら二人は仲良しなんだけど、今は違う生活をしてるって部分での対比もできて面白かったんじゃないかなぁ。
山本くんは前回にも増してジョナサンが乗り移ったかのような演技。いまにも頭が爆発してしまいそうな焦れて渇望する様がひしひしと伝わってくる。愛内さん台詞はアニメ声なのに歌ってるときはなぜ普通(笑)
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