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September 03, 2006

「アパッチ砦の攻防」より「戸惑いの日曜日」

2日夜 キョードー東京「アパッチ砦の攻防」より「戸惑いの日曜日」サンシャイン劇場
「アパッチ砦の攻防」は96年初演、98年の決定版とも観ていないのでずっと気になってました。題名が変わってはいても、三谷さんによる加筆というので安心して観ることに。
Webでインタビュー記事などを読んだところでは、一人ずつ登場人物が増えていて、今作では鏑木さん(B作さん)と一緒に暮らしてるフィリピン人女性ビビアン(小林美江さん)が新登場だとか。

や、行って良かったです(^^)
三谷さん得意の1シチュエーション・コメディー。観終えて思ったのは脚本の素晴らしさ。すれ違いを活かした人物登退場での面白さ、話の強引さ、キャラクターのベタさ加減は観客を笑わせて納得させちゃう。

あまり舞台慣れしていなかったり主に大劇場のお客さん向けの舞台に出ている出演者のテンポが三谷作品で必要とされる台詞のスピード感に追いついていないため、笑いが小さくなったり冗長に感じてしまうのが勿体無い。
まねきねこさんのRによれば初演は2時間、決定版は2時間10分。なのに15分休憩込みで2時間40分ということは決定版より15分も上映時間が延びている計算。
鴨田(西郷輝彦さん。初めて舞台で拝見。)と鏑木のやり取りとか、堤君(小林十市さん)がもうちょっとアップテンポになるともっと面白いと思うのね。まぁ地方公演のハコ(大阪厚生年金、中日劇場)の大きさ&来場観客層&劇場の思惑を考慮するとこの位になっちゃうのかなぁ。作品として考えた場合にはとても勿体無い。

そういったこともあってか、面白いけどダラダラ感のある1幕。ちょっと辛いかもと思って開けた2幕では、物語の大きな転機を支えて以降ずっと笑いの牽引をしていくのがビビアン。日本語を勉強中、という伏線を見事に活かした美味しいネタで笑わせ続けます。10年前の作品に加筆した部分、ビビッドでしかも熟練の技を見せ付けられて感心しきり。逆に彼女がいなかった作品では、どうしてたんだろう?と不思議に思う位。
元妻のサダさん(あめくみちこさん)が引っ張ってたのだろうなと推察しますが、どうだったんでしょう?
そして小島慶四郎さんが絶妙な味わい。

客席の男性率が高くしかもグループっぽい人々がいたんで「?」だったんですけど、鏑木の娘役で中澤裕子さん、鴨田妻でふーみんが出てるからだったのね(^^;

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