RUP「蒲田行進曲~城崎非情編~」
22日 RUP「蒲田行進曲~城崎非情編~」青山劇場
演出の岡村さんが病気降板でつかさんが代打。まぁ急場で他にまかせられる人いないだろうな、とは思う(^^;
全編に仮面舞踏会がBGMとしてだったり劇中曲だったりして登場。錦織くんを意識してだろけど、確かに仕事でも実生活でも虚虚実実の人々に似つかわしい曲。
○○編付きということはベーシックな蒲田行進曲ではなく、例によってかなり枝葉が付いてる訳でつか節全開。過剰なバイオレンスと猥雑な台詞はジャニさんのお客さん層(含む保護者)には刺激が強過ぎるんじゃないでしょうか?そして役者さんにも負担が大きかったのでは?
草なぎ君ヤスが大好評だった蒲田をそのまま上演することに抵抗があったのかしら。
大劇場でほとんどセットのない素舞台。いくらジャニさんでも一人もしくは二人で支えさせるのは過酷。それでも銀ちゃんや中村屋は存在をアピールしていいキャラだから何とかなるのだけど、小夏のモノローグはすんごくきつかった。
錦織さんの銀ちゃんはコクーンで観た時(1999)に似合ってると思ったので、年齢とともに更に味が出てることを期待して裏切られず。とっぽい銀ちゃんキャラとつか台詞が身体に染み付いてる。
ヤスの風間俊介くん、舞台で観るのは初めて、かな?DreamBoyとかのバックに出てたけど認識してないだけかも(^^;、ってレベルなんでやっぱりはじめまして気分。一見地味だけど、つかさんの台詞を過剰さ抜きでナチュラルに喋り芝居の上手さは充分伝わってくる。銀ちゃんと二人のシーンは凄く良かった。
アツヒロ君が中村屋と聞いたときには「ヤスじゃないのか?」と思ったんだけど、観てもやっぱりそっちのが似合うと思っちゃうんだけど、だからって中村屋ができてないってことじゃなくて。単にワタシがアツヒロ君でヤスを観たかったってだけか(笑)十七代目中村屋なのに『キルビルか?!』っちゅぅ吊り目でバリバリ外人顔した白塗りのゲイシャガールで登場してました。それでいいのか?>つかさん
小夏の黒谷友香さん。つか作品には以前から出演しているというのだけど...つかさん小難しい枝葉つけちゃってるからたいへんだろうし健闘してるとは思うけど、口から出すのが精一杯でテンションが上がらない風なのが辛い。
脇を固める北つかの役者陣、しばらく観ない間にほとんど代替わりしてしまったのね。
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