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June 18, 2006

Studio Life「トーマの心臓」Lバージョン

16日 Studio Life「トーマの心臓 Leben バージョン」紀伊国屋ホール
言わずと知れた萩尾望都さんの名作が原作。劇団としても何度も繰り返し上演している手堅い作品なれどワタシは初見。ライフに多少免疫が出来たので(笑)友人のリピーター割引にご相伴させて頂いて(^^)
チケットもぎりがいきなりギムナジウムの制服を着た役者さんで「ようこそシュロッターベッツへ」とにこやかに微笑みかけられる。パンフ等の物販も同じく制服姿。聞けば学校の購買部という設定だそうで。言われてみればホールに入った正面階段の壁に学校名が付いたエンブレムと”Welkommen”と書かれた額が。年に一度の学校開放日に家族やご近所さんをお招きしたとか、父兄参観日ってのり?(笑)

原作は高校時代にはまって読んでたものの引越し時に整理して以来ご無沙汰なのでどうだろう?と思ったら、さすがに舞台進行と同時に頭の中で頁をめくってる状態となり、かつ舞台上の人物を原作のキャラに置き換えるという技まで使って観ておりました(笑)。すんなり置き換えられると言うことは、役者さんにあまり無理がないからよね。確かに13~14歳の少年達というには一目でトウが立ってるし身体がっしりしてるしで至近距離で見たらキビシイだろうけれど、幸いなことにやや遠目で観ている分には特に問題なかったです。メインキャラの3人はかなり頑張ってると思えた。もともと原作自体のキャラが『そんな歳でそんなことゼッタイ言わない』ってセリフばかりなので、それも不自然にならないポイントかと。とはいえマンガを実写にするにはやっぱり限界というものがあって、鞭打ちはスモークに赤いライトを背負ってるサイフリートが道化みたいで、シリアスなシーンなのに噴出しそうになりましたわ。

とはいえ倉田さんの作品は原作にかなり忠実なので、コマ割りまで似てるし、例えば“駅で通りすがるその他大勢”のようにアシさんが描く様な端役キャラの衣装にまでかなり近づけてるのには驚かさせる。原作世界を大切にしようという思いの深さなのでしょうね。

役者さんでは外見はきっぱり度外視して観たためか、エーリクの三上さんは邪気の無い感じと奔放なんだけど淋しげな風情があっていいなと。奥田さんのユーリも自分を押し殺した無表情な感じがよく出てて。曽世さんのオスカーはちょっと大人し目、も少し華やかさがあってもいいかなぁ。

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