ホリプロ「ライフ・イン・ザ・シアター」
16日ソワレ ホリプロ「ライフ・イン・ザ・シアター」世田谷パブリックシアター
劇場をシアター1010から移動しての公演。昨年の「デモクラシー」も都内で3会場移動しての公演だったけど、これってどんな意味があるんでしょう?プレビュー??だったら価格安くしてくれるとか配慮が欲しいよね。
そもそも舞台の背景絵がパブリックシアターの客席なので、最初からパブリックに焦点をあわせているように思えちゃうので何だかなぁ...だったのね。だから尚更ようやく本公演を観てる気がする。
芝居自体もかなり進化して二人の関係性が際立って面白くなった。若手の年長俳優に対する態度が次第に横柄になり、最後は憐れみさえ寄せるようになってきた。年長俳優が1010の時にはまだまだ現役風でさしてダメっぽくなかったのだけど、かなり零落れた情けない人物になっているので、ラストシーンがぐっとくる。観ていて辛くなるけど、この作品はこうあった方が絶対に深くなるよね。このまま進化し続けるとどうなるのか?東京楽に期待大。
そして本日もFC貸切公演のため終演後にミニトークショー。司会がすっかりプロな感じの方に替わり(こんなことでも1010プレビュー説が裏付けられる気になる)スムーズに進行。質問も「役者が役者を演じるというのはどんな感じ?」とか「初めて観たお芝居は?その感想は?」など、まともなものになってて安心(藤原くんはスカウト後に連れて行かれた「仏壇マクベス」の通し稽古で市村さんは17歳頃の川越文化会館で観た新制作座(真山美保さんの劇団)の舞台、翌年の公演では仕込みの手伝いしたそうです)。
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