「ラブハンドル」
Parco + Thirdstage presents 「ラブハンドル」@PARCO劇場
中谷さん板垣さんコンビのえぇ話だわぁとしみじみするシリーズ。某オフ会にての観劇。
開幕から2日目でまだ暖まりきっていないからだと判ってるものの、どっか少しずつ掛け違ってるようで浮遊してるようなウソっぽさに落ち着かない。どんなにわざとらしいことや日常では有り得ないことやってても、その世界を「あり!」にしてくれる説得力がもうひとつ感じられず。だからか細かいとこに小姑根性のチェックがちくちく入ってしまう悪い癖(^^; 漫画家が本業ならともかく、弁護士事務所のスタッフとしてクライアントに会う服装じゃないよねとか、委任契約書は作ったけど○○○の預り証のようなものは書かないのか?とか、それ以前に身元確認してないし、とかね。そして一番気になるのは上演時間の長さ。それと刈り込んだけど、お片付けし損ねたみたいなとこもね。だからお約束(?)のシーンもいつもに比べて唐突感が強く、いらないかもって気にもなっちゃう。
舞台2作目の原田さん人の良さが滲むキャラが憎めなくって大健闘だし石黒さんの細やかな芝居もはっちゃけてる靖子ちゃんもいいんだけど、長野さん&小須田さんの二人は短い出番できちんと種蒔きしてあぁやっぱり、と納得させてくれる(それが演出意図かどうかは知らないけど、このカップルは予定調和というか観ててそうだろうと判る展開)。リアルドラマじゃない物語を地に足着いてるように観せるのってたいへんなのね。
物語が転がり始めて(ラスト20分位ですかね、そこまでが長いよ!)からは一気に惹き込まれ、たった一言で物語ぜんぶ掻っ攫って行った卑怯な(笑)役者さんに泣かされる(この言葉もなぁ...展開として予測できてたのに、でも泣けるのよねぇ)。
あとねぇ、まぁ厚生労働省あたりから推奨されるかもしれませんが、とてもまっとうなことを「そうあるべき」風に扱われちゃうと諸事情により居心地良くないオトナがいる訳で(^^;
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