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February 12, 2006

「間違いの喜劇」

11日ソワレ 「間違いの喜劇」@彩の国さいたま芸術劇場大ホール
シェークスピアで蜷川さんだから長いのか?と思ってたんだけど、先週観た友人情報で休憩なし2時間弱と知り気が楽に。だって彩の国からの戻りって実質所要時間より長く感じるんですもん(^^;たいていはパンフ読んでるとはいえ何か物寂しい気分になるの。

DSCN1835チケットの公演名に続けて数字が書いてあって「あれっ?公演名が変わってたっけ??」と不審に思って調べたら、公演回数だってことに気付いた。つまりワタシが観た回は10ステージ目なのね。ドットプリンター使ってた頃から彩の国のチケってこうでしたっけ?

ぢつは萬斎さんの「間違いの狂言」では観てるけど、本家シェークスピア作品として観るのは初めて。いやぁ萬斎さんのアレンジってかなり忠実だったのね。

舞台にミラーガラスの劇場風の壁を見たときには『またか』と思いはしたけどオープニングで壁のレリーフに照明が当たったときの美しさにはやられました。そして登場するのは田舎芝居が始まるよ、とでも言いたげな役者風の役者陣。クールに美しい空間でキレイなばかりじゃない男ばかりの一座によるちょいとむさい(笑)シェークスピア芝居。これだけで惹き付けられる蜷川マジックですわ。
たわいも無い展開を細かく笑わせることで強引に通しきっちゃう力技の舞台。双子の主従を両方演じ分ける小栗くんと洋さんは引っ込んだと思ったらすぐ出てくるのでほぼずっと舞台にいる以上に忙しいハードな役。女形トップ(笑)の内田くんは妙に作らないとこがイイ感じ。月川クン(芸能生活20周年!で勇気から悠貴に改名したのね。『悠々と気高い品のある俳優へと変化したい』願いをこめたそうで。演歌歌手はもうやめたんでしょか)女形で歌い上げるような台詞回しは上手いよねぇ。ポージングの仰け反り度がバレエダンサー並みに凄くてびっくり。山下さんの娼婦は思ってた以上にイイ女でした。鷹さん男の役なのに,,,飛び道具だわ。

小栗くん、昨年の仲村トオルさんとの「偶然の音楽」でも舞台での存在感が出てきたなぁと思ったけど、更に今回は出ずっぱりでの長台詞も動きも主役としてとても立派にこなしてた。パンフによればダメ出し千本ノック状態で特に発声を特訓したとのことだけど、成果は見事に舞台に現れてた。ハムレットのときに比べてなんと聞き取りやすくなったことでしょう。洋さんとのコンビネーションも良くて、今後も舞台が楽しみな役者さんになりました。

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