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February 21, 2006

「女中たち」

21日 3軒茶屋婦人会 第2回公演「女中たち」@本多劇場
旗揚げの「ヴァニティーズ」ではハイスクール女学生でチアリーディングなんぞやってたし、あのチラシだしってんで際物系イメージを持ち越して今公演に臨んだのはワタシだけではないだろうと思うんだけど、このユニット一筋縄ではいかない面々の集まりだけあってみせかけの変化球にだまし取られた。まっとうにジュネしてる。

原作の設定よりも古い年代風のデコラティブな寝室や奥様の煌びやかなドレスに舞台上にはない台所や女中たちが寝起きする薄暗い屋根裏部屋が惨めなものとして浮かび上がってくる。深沢さんの奥様は正妻じゃなくて“若い”妾、だけど旦那様を愛してるんだなと思わせらるキュートさ。女中たちへのワガママぶりも若さゆえ、と解釈できちゃって憎めないキャラクター作り。篠井クレールが自ら創り出した夢物語に追い詰められてくとこはいかにも。女形として存在する二人に対し大谷ソランジュは自然体でいるのに女性にみえなくもないという役作りでソランジュの不安定さ、クレールに依存してる弱さみたいなものがみえてくる。女中たち二人の世界が崩壊する様を揺れるセットで視覚に訴えるのはやや過剰かと。

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